だんきちのバクチンだいさくせん!! 村人会話集 vol.2 ズビズバハイスクール

2019年1月30日水曜日

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ズビズバハイスクール

カトリ
「だんきち…。」

「ミナヨちゃのことは
 あきらめたほうがいいぜ。
 もっとげんじつてきになれよ。」

「このヘボイがっこうに
 あんなカワイイ子がいたなんて
 しらなかったよね!?
 もうビックリ!」


「さすがミナヨちゃんだぜ。
 おれ、ダメモトで
 アタックしてみようかな。」

「ややや!
 きみもミナヨちゃんの
 ファンですか!」

「ライバルがおおいから
 たいへんですねえ。」

「やはりミナヨであったか…。
 くっ…、ミナヨ、
 おそるべし!」

「アア~ン!」

「くっやしィ~!」

「ぜったいワタシが
 いちばんだって
 おもってたのにィ~!」

「どうせハナっからダメだって
 わかってたんだけどね…。
 しょうひんのヘチマ島旅行を
 ねらってただけよ。」

「ったく、ざけんじゃねーよ!
 あたいのどこがミナヨに
 おとってるっつーんだよ!」

「あ、すいませ~ん。
 今ちょっとここ、ペンキ
 ぬりかえてるんですよ。」

「もうすぐおわるから、
 もうすこしまってて。」

「ねえねえ、
 タクヤくんしらない?」

「んも~、
 どこ行っちゃったのかな、
 タクヤくんってば!」

「うわあッ!」

「ちっ!
 ジャマすんなよ~。せっかく
 いいとこだったのにィ~!」

「…ここね、
 あたしのすきなタクヤくんの
 せきなのよ。」

「でね、つくえの中に
 タクヤくんのくつしたが
 はいってたの。」

「ちょっとコワイけど、
 今からニオイをかいでみようと
 おもうの。
 いいわよね?」

はい
「あ!」

「なんだろう、このかおり…。
 とってもこうばしくて…。」

「わかった!
 イソベヤキのニオイ!?」

「よかったー♥
 あたし、大こうぶつなの。
 イソベヤキって。」

いいえ
「そうよね。
 そんなことしたら
 ヘンタイみたいだもんね。」

「『人づまミヨコのためいき』
 という本をみつけた!
 よんでみますか?」
はい
「あうたびに、
 つみをかさねている
 あなたとわたし。」

「でも……、」

「ああ……。」

「わたしが
 こんな女だということ、」

「しゅじんにはぜったいに
 だまっていてください…。」

「ズビズバめいぶつ
 ”殺人団子”はいかが?
 イヤななまえだけど、
 すごくおいしいよ。」

「”殺人団子”、
 たべてみる?」

はい
「たいへんだ!!
 ”殺人団子”には、
 どくがはいっていた!」

いいえ
「だいじょうぶよォ!
 たべたって
 死にやしないんだから
 あんしんして。」



「ところでおにいさん、
 ”サテラビュー”もってんの?」

「”サテラビュー”もってると、
 もっともっと
 つよまったRPGが
 つくれるらしいよ。」

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