だんきちのバクチンだいさくせん!! 村人会話集 vol.1 だんきちのむら

2019年1月29日火曜日

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だんきちのむら

ヒナコ
「おにいちゃん、やっと
 ガッコー行く気になったの?」
「大人もいろいろ
 たいへんよね。」
「子どもはいいわよ~。
 キャーキャーいって、
 気らくに生きてりゃ
 いいんだもん。」

パパ
「けさのママは
 すごく気げんが悪いんだよ。
 なんでかわかるか?」
「今日でちょうど
 はんとしだからだよ。
 おまえががっこうへ
 行かなくなった日から。」
「…なあ、
 そろそろ行ってみたらどうだ?
 いがいとたのしいかも
 しれないぞ。」

会話後

「ママのくらいかおみてると、
パパもかなしくなっちゃうよ。」

学校登校後
「よかったな、だんきち。
 パパのいうとおりだっただろ?」


ママ
「ったくアンタって子は!
 すこしはいもうとの
 ヒナコのことを
 みならったらどうなの!?」
「あら、なにスネてんのよ。
 アンタ、
 じぶんのたちばってのを
 よくわかってないみたいね。」
「スネてるヒマがあるなら、
 とっととがっこうに
 行きなさい!」

学校登校後
「がっこう、たのしかったのね。
 よかった~。
 これであしたから
 ちゃんと行ってくれるよね?」

「さあ、
 今日はもうつかれたでしょ?
 2かいのベッドで
 ゆっくりおやすみなさい。」



となりのおばさん
「おやまあ、おとなりの
 だんきちちゃんじゃないの。
 めずらしいねえ、あんたが
 おもてをあるいてるなんて。」

「え? うふふふふ。
 やだねえ、この子は・
 『がっこうは東でしたっけ?』
 なんてサ。」

「おばさんを
 からかわないどくれ。
 がっこうなら北に
 あるでしょうが!」

学校登校後
「だんきちちゃん、
 あんまりおかあさんのこと
 こまらせるんじゃないよ。」


「あーあ、かったりィ。
 まったく、
 むじゃきな子どもなんか
 やってらんねえよな」

「オイラはアンタみたいに
 いいかげんでダラダラした
 にんげんになるのが夢なの。」


「ねえ、しってる? 今さあ、
 ズビズバハイスクールで
 がくえんさいやってんのよ。」

「あたしが行った時、ちょうど
 ”だかれたい男コンテスト”
 ってのがやっててさあ…。」

「んも~ホントにいい男ばっかで
 こまっちゃったワヨ。」

「だれでもいいからわたしのこと
 メチャメチャにしてッ!
 ってカンジ~。」


「ここはいちおう
 やどやなんですけどね、
 みてのとおり、ベッドが
 ひとつっきゃないんですよ。」

「あなたは
 家がちかいんですから
 じぶんちのベッドで
 ねてくださいよ。」

「くわッ!  つかれた時は
 やどやにとまれと
 あれほどくちをすっぱくして
 ゆうたじゃろうが!」

「セーブする時は
 フェレットじゃなくて
 ネコをつかえッ!
 ムニャムニャ…。」

「いとしのカレからね
 あと5キロやせろって
 いわれてんのよ。
 ツライわァ…。」

「お~っと!?
 どこの色男かとおもったら、
 だんきっつあんじゃねえか!」

「おまえ、
 とうこうきょひしたんだって?
 げんいんはなんなんだよ。
 オレに話してみ。」

「ま、いいや。
 なんだかしらねーけど
 ふかいワケがあるんだな。
 きいたオレが悪かったよ。」


武器屋
「キョーレツなのが
 そろってるわよ~ん。」

道具屋
「がっこう行くんなら
 べんとうもってけよ!」




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