だんきちのむら
ヒナコ
「おにいちゃん、やっと
「おにいちゃん、やっと
ガッコー行く気になったの?」
↓
「大人もいろいろ
たいへんよね。」
↓
「子どもはいいわよ~。
キャーキャーいって、
気らくに生きてりゃ
いいんだもん。」
パパ
「けさのママは
すごく気げんが悪いんだよ。
なんでかわかるか?」
↓
「今日でちょうど
はんとしだからだよ。
おまえががっこうへ
行かなくなった日から。」
↓
「…なあ、
そろそろ行ってみたらどうだ?
いがいとたのしいかも
しれないぞ。」
会話後
「ママのくらいかおみてると、
パパもかなしくなっちゃうよ。」
学校登校後
「よかったな、だんきち。
パパのいうとおりだっただろ?」
会話後
「ママのくらいかおみてると、
パパもかなしくなっちゃうよ。」
学校登校後
「よかったな、だんきち。
パパのいうとおりだっただろ?」
「ったくアンタって子は!
すこしはいもうとの
ヒナコのことを
みならったらどうなの!?」
↓
「あら、なにスネてんのよ。
アンタ、
じぶんのたちばってのを
よくわかってないみたいね。」
↓
「スネてるヒマがあるなら、
とっととがっこうに
行きなさい!」
学校登校後
「がっこう、たのしかったのね。
よかった~。
これであしたから
ちゃんと行ってくれるよね?」
↓
「さあ、
今日はもうつかれたでしょ?
2かいのベッドで
ゆっくりおやすみなさい。」
「がっこう、たのしかったのね。
よかった~。
これであしたから
ちゃんと行ってくれるよね?」
↓
「さあ、
今日はもうつかれたでしょ?
2かいのベッドで
ゆっくりおやすみなさい。」
となりのおばさん
「おやまあ、おとなりのだんきちちゃんじゃないの。
めずらしいねえ、あんたが
おもてをあるいてるなんて。」
↓
「え? うふふふふ。
やだねえ、この子は・
『がっこうは東でしたっけ?』
なんてサ。」
↓
「おばさんを
からかわないどくれ。
がっこうなら北に
あるでしょうが!」
学校登校後
「だんきちちゃん、
あんまりおかあさんのこと
こまらせるんじゃないよ。」
「あーあ、かったりィ。
まったく、
むじゃきな子どもなんか
やってらんねえよな」
↓
「オイラはアンタみたいに
いいかげんでダラダラした
にんげんになるのが夢なの。」
「ねえ、しってる? 今さあ、
ズビズバハイスクールで
がくえんさいやってんのよ。」
↓
「あたしが行った時、ちょうど
”だかれたい男コンテスト”
ってのがやっててさあ…。」
↓
「んも~ホントにいい男ばっかで
こまっちゃったワヨ。」
↓
「だれでもいいからわたしのこと
メチャメチャにしてッ!
ってカンジ~。」
「ここはいちおう
やどやなんですけどね、
みてのとおり、ベッドが
ひとつっきゃないんですよ。」
↓
「あなたは
家がちかいんですから
じぶんちのベッドで
ねてくださいよ。」
「くわッ! つかれた時は
やどやにとまれと
あれほどくちをすっぱくして
ゆうたじゃろうが!」
↓
「セーブする時は
フェレットじゃなくて
ネコをつかえッ!
ムニャムニャ…。」
「いとしのカレからね
あと5キロやせろって
いわれてんのよ。
ツライわァ…。」
「お~っと!?
どこの色男かとおもったら、
だんきっつあんじゃねえか!」
↓
「おまえ、
とうこうきょひしたんだって?
げんいんはなんなんだよ。
オレに話してみ。」
↓
「ま、いいや。
なんだかしらねーけど
ふかいワケがあるんだな。
きいたオレが悪かったよ。」
武器屋
「キョーレツなのが
そろってるわよ~ん。」
道具屋
「がっこう行くんなら
べんとうもってけよ!」
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